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Roon ROCK (Roon Optimized Core Kit)の内部ストレージについて

Roon

Roon ROCK (Roon Optimized Core Kit)の内部ストレージについて

前回Roon ROCK (Roon Optimized Core Kit)を構築しました。

Roon ROCK (Roon Optimized Core Kit)には必要ではないですが、
開いているスペースに2.5インチのSSDかHDD(NUC11PAHi5は7mmのもののみ)取り付けることが可能です。

私は余っていたノートPCから取り外した2.5インチHDDを取り付けましたが、
9.5mmのものだったので取り付けられませんでした。

ですのでとりあえずオークションで7mmのHDDを1000円程度でゲットして取り付けてみました。

そこでわかったのは、

内部ストレージへの転送速度が遅い!(私の場合毎秒10MB~)でした。
参考にPCでの同じ回転数5400rpmのHDDへの書き込みは
毎秒80MB程度は出ていたので、8倍近く遅いです。

他の人はどうなのかとコミュニティを調べてみたら
外付けSSDから内蔵ストレージへのファイルコピーの速度が遅い、とあったので、
HDDとかSSDとか関係なくROCKの仕様かと思います。

これはしょっちゅうファイルをやり取りするとすればストレスです。

Roon ROCK (Roon Optimized Core Kit)で内部ストレージを使うには、
取り付け後にナビゲーションからフォーマットする必要があります。

つまり、前もってファイルをコピーしておくことができず、
Roon ROCK (Roon Optimized Core Kit)取り付け後にネットワーク経由でコピーするしかありません。

コミュニティの書き込みには、一度NUCに取り付けてフォーマットしたものを取り外して、
ファイルをコピーして戻すと早い
と書いてありましたが、試していません。

これはデスクトップPCが無線でLANにつながっているためでした。
スイッチングハブで有線LANでつなげたら転送速度は普通に出るようになりました。

内部ストレージのメリットとデメリット

内部ストレージのメリットとデメリットを考察してみました。

メリット

  • 本体に電源を入れるだけで完結するから理想
  • ネットワーク上でやり取りできるので、PCでコピーしてNUCにつなぐ必要がない(NASなら解決しますが)
  • 音質にメリット?(音質が良いという声と変わらないという声あり)

デメリット

  • 2.5インチの内部ストレージは比較的高い
  • 転送速度が遅いためファイルのやり取りにストレス
  • フォーマットが必要
  • バックアップが取りにくい

HDDとSDDのどちらに音楽を保存する?

コミュニティに興味深い記事がありましたので引用します。

Takotsubo
2021年6月

NUCに乗り換えたいのですが、SSDドライブはRoonのOSやデータベースに使われていて、音楽の保存に使ってはいけないことは知っています。そのため、音楽を保存するための内部ストレージとして、SATAドライブを追加する予定です。ドライブはSSDとHDDのどちらかを選択できるようですね。SSDの利点は高速であることですが、通常、サイズが小さく、一方、HDDは低速ですが、サイズがかなり大きくなっています。SSDではなく、HDDに音楽を保存することのパフォーマンス上の欠点はないのでしょうか?

anon90297517

HDDに音楽を保存することのパフォーマンス上の欠点はありません。ただ、HDDは音が聞こえるのに対し、SSDは完全に無音です。SSDは最大8TBと容量も問題ないのですが、もちろんそれなりの値段はします。もし、HDDの音が気にならないのであれば、そちらをお勧めします。

ipeverywhere

USB接続のHDDで運用していますが、特に問題はありません。

スピードよりも信頼性の方が重要です。Roonがドライブの速度を必要とするのは、最初のインデックス作成とスキャンのときだけで、それが終わると、最も手頃な価格のHDDの何分の一かの速度で音楽ファイルを取り込みます。音楽ファイルの読み込みには、DSD1024など特殊なプリアップサンプリングでもしない限り、スピードは必要ないのです。

だから、私の投票は、大容量で、すべてのこれらの甘い甘い曲をロードするときに容量不足を心配しない方です。

Tekl

また、コンシューマー向けのHDDは5年から10年程度の寿命のものが多く、通常使用しなくても湿度や温度の変化で寿命が短くなる可能性があります。また、HDDの約20%は最初の4年で寿命を迎えます。ですから、ディスクを2台購入し、定期的にバックアップを取ることをお勧めします。SSDもそうですが、故障がより少ないです。故障するようなメカニックがないんです。

danny2

HDDは、どんなサイズでも手に入れるのであれば、価格面でかなりのアドバンテージがあります。そうですね、もし雑音が重要なのであれば、少しは聞こえます。RoonのシステムディスクがSSDで、音楽ストレージがHDDの場合、SSDの実用的なパフォーマンス上の利点はありません。その場合、SSDの速度は関係ありません。

Storing music on HDD or SDD?

大体静音性とコスト、耐久性という議論になっています。
もし値段が変わらないならSSDを選んだ方が良さそうですが、
コストでHDDを選んでも良さそうです。

参考までに同じウエスタンデジタルのSSDとHDDです。SSDは同じ容量で倍します。



結論

これは持っているデータ量によると思います。
2TBの内部ストレージで済むなら、内部ストレージに全て突っ込んでしまうのがシンプルです。

それで容量が足りなくて、お金がいくらでもかけられるならば、
NASを買ってRAIDで常にバックアップコピーを取りながら、常時電源ONでよいかと思います。
そしてネットワークハブに全てのデバイスを接続すればいいでしょう。

内部ストレージを活かすには、固定のお気に入りのファイルをROCK本体に詰め込めば、
外付けHDDの電源を入れずに本体だけで外出先でもお気に入りのファイルが聴けるので良いかなと思います。

とりあえず今は外付けHDDの容量に余裕があるのでそちらを使っていって、
内部ストレージはその後活用したいと思います。

Roon公式のストレージに関する解説です。

コメント

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