Roonの新機能:スマートプレイリスト
先日のアップデートでRoonにスマートプレイリストという新機能が追加されました。
Roonのプロダクトマネージャー、マイケルより:
「スマート・プレイリストとは何か?スマート・プレイリストは、Focusをベースにダイナミックに更新されるプレイリストです。スマート・プレイリストを開くたびに、Roonの音楽図書員があなたのデジタル棚に行き、スマート・プレイリストの中からあなたが欲しいものを探し出します。
スマート・プレイリストは「一度設定すれば忘れてしまえ」です。一度レシピを作成すれば、あとはRoonの音楽図書員がバックグラウンドであなたの代わりに作業してくれます。」
プレイリストに興味がある人は、このビデオを見るべきです。オプションは驚くほど豊富で、Focusがどれほどパワフルなのかがよくわかるかもしれません。Introducing Smart Playlists
Roon Labs Blogのスマートプレイリストについての説明の日本語訳
ちょっと触ってみた印象
ちょっと自分で触ってみた印象ですが、
- プレイリストなので曲をランダムで再生するのに向いている
- ある条件で曲を括っておいてランダム再生で使うのが便利
例:60年代のフォークロック、70年代のプログレ、等 - 「最近追加された」や「ニューリリース」、「まだ再生されていない」
などの条件が便利 - Focus機能の-(除外)で条件を絞るのが便利
だと思いました。
ですがFocus機能だけだと、かゆいところに手が届く細かい条件付けはできません。
現状のスマートプレイリストの条件だけではちょっとリストが広くなりすぎてしまいます。
例えば特定のアーティストが好きだとして、
好きなアルバムもあまり好きでないアルバムもありますが、
好き(♡)があるかないかぐらいしか分ける方法がありません。
フォーラムを覗いてみると、
- ブックマークを使えば同じことができるのでブックマークとの違いがあまりない
- AND、ORなどの条件付けができないからリストが大きくなりすぎる
- 細かい条件付けをするにはタグを活用するしかない
- 結局スマートプレイリストで作成した広いリストにタグ付けして条件を絞るしかない
- 今の世の中スマートと言ったら、「エクササイズで流すアップテンポの曲の1時間のリストを作って」みたいなのをAIが自動で作成してくれるみたいなもんだろ、全然スマートじゃない
みたいな感想がありましたが、概ね同感です。
きっとこれからもっと便利になっていくはずですから期待しています。
自分なりに触って活用していきたいと思います。
タグやブックマークと組み合わせて上手に使っていきましょう。