PCM→DSD 11.2MHz(DSD256)へのアップサンプリング
何か音質を改善できることはないかと思って調べていて、
DACがDSDに対応しているのでDSDへのアップサンプリングを試してみました。
DACが対応している最大値のDSD 11.2MHz(DSD256)にしてみました。
それまでは、以下の通りの設定を使ってPCMで再生していました。
上の記事の通り、Roon BridgeのWindows PCを
通信速度変更による音質向上で10Mbpsフルデュプレックスに設定していたので、
デフォルトの100Mbpsフルデュプレックスに戻しました。
私も以前にSACDを集めていたことがあったので、DSDの良さは知っていたのですが、
DSD 11.2MHz(DSD256)は、よりアナログライクな音で滑らかで空気感がより感じられます。
より柔らかい、心地よい、聴き疲れしない音です。
もう古い記事ですがDSDについてとても共感できる解説をされています。
PCMは音量を上げると刺さるようで、DSDはうるさく感じないのは同感です。
ただPCMが悪いという訳ではなく、傾向が違うだけで、
PCMはクックリ、ハッキリしていて明瞭に聞こえます。
エッジが立っていて、そちらの方が好みの方もいると思います。
DSDはより細かく、ではなく、音の濃淡で記録する、ということは聞いていたのですが、
DSDについての説明でとても参考になりました。
今はもっとハイスペックなものが出ていますが、
アナログに最も近いのはDSD 11.2MHzとおっしゃっています。
DSDについて調べていたら、アメリカのPS Audioというメーカーの方がDSDを推していて、
PS AudioのDACはPCMをDSD変換しているそうです。
- DSDはPCMよりずっと優れている
- DSD256がスイートスポット(それ以上は音質の上昇カーブが少ない)である
と言っています。(どのビデオだったかは忘れました)
以下の動画では、
「絶対にDSDの方が良い!アーティストに同じ条件でレコーディングして聞かせたら、
DSDは生の音がする、PCMは録音の音だ、とアーティスト本人が言うんだから」
と言っています。
DSD vs PCM
PCMの音をわざわざDSDフォーマットで録音して意味あるの?果たしてYouTubeで差が現れるのか!?
ここでおっしゃっていることそのまま同意します。
「私の印象ですけど、PCMの音はエッジが立つような印象になる、というイメージがあります。
DSDの方は、良くも悪くも滑らかで、より自然で、原音に近いけど
PCMで起きるようなエッジが立つ感じがないんですよね。
DSDでエッジが立つ感じを期待できないんだけど、
こっちの方が元々本来原音に近いのかなという気がしています」
DSDにアップサンプリングするには、DACがDSDに対応している必要があるのと、
アップサンプリングにある程度のCPU負荷がかかります。
もしそれをクリアしているのなら試す価値があると思います。
試してみて自分で気に入ったものを採用するのが一番だと思います。