有線LANの光メディアコンバーターにGaN電源で音質向上
TOP WING OPT ISO BOX オプティカルLANアイソレーターが発売されて
有線LANの光アイソレートが盛り上がっているようです。
以前書いた光メディアコンバーターを導入の記事もアクセスが増えていました。
これを機会に光アイソレートについて改めて考えてみました。
どこに入れるのが効果的か
多くの方が言われているように、
私も光アイソレートはスイッチングハブ→Roonサーバー(ROCK)間が
一番効果が大きかったのでそこにしています。
Roon Bridge(ラズベリーパイ4 Gentooplayer)→DAC間も効果を感じますが、
ハブ→サーバー間の方が効果が大きいように感じます。
両方に導入するのも手ですが、1箇所の光アイソレートに
ACアダプタが2つ必要なのでコンセントがまた2つ増えるのは困りものです。
その点OPT ISO BOXは1つで済むのでいいですね。
通信速度の変更
OPT ISO BOXは10M、100M、1Gと通信速度の変更が出来るそうです。
私の場合スイッチングハブがWebインターフェイスから速度変更が出来ますが、
最近はDSD512で聴いているので10Mだと音が途切れてしまいますので
100M(/Half)に設定しています。
100M(/Half)にしたほうが出音が繊細に感じます。
GaN電源で音質向上
以前の記事には後で追加したので書いていなかったのですが、
光アイソレーターの付属ACアダプターを
GaN(窒化ガリウム)を使ったACアダプターにすると音質向上が見込めます。
GaN電源をいくつか買って比較したわけではないのですが、
オーディオビジュアル機器の総合アワード「VGP」を2021年に受賞した
RAVPower RP-PC133を2つ買ってACアダプターの代わりに使っています。
光メディアコンバーターの電源として使うにはアダプタケーブルが必要です。
私が使っている10GTekの光メディアコンバーターは5V1Aなので
ちょうどよいものをアマゾンで探して使っています。
こちらはUSB-Aタイプのもので、ちょうど2本セットで都合が良かったです。
(光メディアコンバーターの種類とGaN電源の種類に合ったものを必ず選ぶようにしてください)
付属のAC電源と比較するとGaNの方が細かい音がよく聴こえるように思います。
激変するとまでは感じませんが、少額の投資で効果が見込めます。
GaN電源は同様にラズベリーパイの電源にも使っています。
ラズベリーパイの方がGaN電源に変えた効果が如実に現れました。
おすすめです。
有線LANの光アイソレートは確実に変化を感じられますのでぜひ試してみてください。