Roonは高い以外は他を凌駕するオーディオ愛好者向けソフト
*11月28日まで
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私はRoonを2006年に499ドルで買い切りして以来愛用しています。
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定番の無料ソフトであるfoober2000、JRiver Media Centerも使っていましたが、
一度Roonを使ったら私の場合はもう他に考えられない便利さだったので
試用期間が終わる前にライフタイムで買い切りしました。
私にとって決め手となった理由を以下に簡単に書いていきます。
使い勝手が良い
Roonはタグやアルバムジャケットをデータベースから引っ張ってきてくれます。
私の場合洋楽がメインなので、よほどマイナーなものでなければほとんど認識してくれます。
逆に邦楽メインの人はその点Roonのアドバンテージが活かせないかもしれませんね。
データベースから引っ張ってくるものは、タイトルやアルバムジャケットだけではありません。
英語にはなってしまいますが、星付きのアルバムレビューも載っていますし、
歌詞まで引っ張ってきてくれ、しかも再生と同期して歌詞を表示してくれます。
参加アーティストなんかもしっかりとクレジットされ、そこから飛ぶこともできます。
音源を持っていればいるほど、Roonが音楽の海を整理し関連付けてくれます。
とにかくファイルを突っ込めば、Roonが整理し関連付けてくれます。
これを実現している他のソフトはありません。使えばその便利さがわかると思います。
私はiPhoneを主に使っていますが、リモコンとしての使い勝手も素晴らしいです。
JRiverもRemoteに関しては遜色ありませんが、
Roonのように音源を整理し関連付けてくれる訳ではありません。
音質が良い
Roonは音楽愛好家を相手にしているので、便利なだけではなく音質にもこだわっています。
Roonは独自のRoon Advanced Audio Transport (RAAT)と呼ばれる転送を実現しています。
他のソフトと比べた結果、単純に音質が良いです。
PC1台であっても、聴き比べなければ十分に良い音質で鳴っています。
ですが私はあまり使っていないノートPCがあるため、そのノートPCをRoon Bridgeに活用しています。
ノートPCをLANケーブルで接続し、Roon Bridgeをインストールするだけで、
再生をRoon Bridgeからさせることができます。
PC1台で全てを処理するのではなく、
再生部分だけ他のPCに負荷を分散することで、高音質を実現します。
再生だけなのでCPUパワーはそれほど必要なく、普段使っている、余っているPCで十分です。
ラズベリーパイを使ったRoon Bridgeも流行っているようですが
私は既にあるノートPCを使っています。
わざわざノートPCを立ち上げるのは手間なのですが、
Roon Bridgeを使うことで音に奥行きや解像度が増します。
もし余っているPCがあるならLANケーブルでつなぐだけなのでぜひ試してみてください。
公式も音質向上のヒントで、
Roonから最高の音質を得るには、CoreとOutputコンポーネントの間にイーサネットケーブルを接続することを計画してください。これを実現する1つの方法は、Roon Readyハードウェアデバイスを使用することです。
ルール1:CoreとOutputを別々のデバイスに
と言っています。
普通のLANケーブルで十分違いが感じられます。
以前はテレガードナー製プラグの付いた1万円するLANケーブルを使っていましたが、
ケーブルが硬くて扱いが煩雑なのと、そもそも高いです。
確かに高いなりに多少の違いはありますが、通常のLANケーブルでも良い音がします。
私は以前高音質ということでJPLAYという有料ソフトと、
JPLAY DualというPC2台を使った再生方法を使っていましたが、
Roon BridgeはJPLAY Dualとほぼ同等の再生音質だと思います。
ちなみに私が使っていたJPLAYはJPLAY CLASSICでJPLAY Femtoではありません。
Femtoも試してみましたが、Femtoのほうが解像感のある繊細な音がしました。
ちなみに、JPLAYを使って高音質再生にこだわっていた頃に、
Windowsを最適化するFidelizerというソフトがあり、
有料版のFidelizer Proを購入していますので、せっかくなのでそれを使っています。
劇的な変化はわかりませんが、若干良い気がしますので気になれば無料版でも入れて試してみてください。
それよりも効果があったのはWindowsの不要プログラムを止めるプロセスカットです。
ここにありますので興味がある人はお試しください。
Roon ARCでライブラリを持ち運べる
9月にRoonのメジャーアップデートが公開されRoon2.0となり、
Roon ARCが公開されました。それにより、iPhoneやAndroidで外出先から
自分のライブラリにアクセスし音源を再生することが出来るようになりました。
以前はiPhoneのONKYO HFPlayerを、iPhoneの残り容量の制限で
聞きたい音楽をアップして使っていましたが、全部聞けるようになるのは革命的です。
しょっちゅう聞きたい音楽を入れ替えずに済むようになりました。
Roon ARCについては別記事で書こうと思います。
まとめ
動画でRoonの解説がありわかりやすかったので紹介します。
第1回「roonとroon nucleusの魅力」土方久明 – 太陽インターナショナル
言葉ではなく実際に触ってもらうのが一番だと思います。
Roonは他に比較できるものがないぐらい素晴らしいソフトです。
人により何に価値を感じるのかは変わってきますが、
確かに料金が高いのですがそれだけ価値のあるものです。是非試してみてください。
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