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Roonで最善の音質を得るための設定

Roon

Roonで最善の音質を得るための設定

Roon Knowledge Baseを読んで設定を見直してみました。

皆にとって最善の設定かどうかは分かりませんが、現在の私の設定です。

デバイス設定 Device setup

MQA capablities:decoder only

Volume control:fixed volume

DACにMQAデコードの機能が付いていない場合、decoder onlyにするのが良いようです。
下のEnable MQA core decoder:Yesと合わせて、Roonがデコードしたものを
DACの最大値までアップサンプリングして再生してくれています。

日本語だと以下になります。

Signal pathは以下の通り表示されています。

Volumeはアンプ側で調整するほうが音質の劣化がないそうなのでfixed volumeにしています。

詳細表示以下です。

show advanced

MAX sample rate (PCM):DACの最大値

MAX bits per sample (PCM):DACの最大値

MAX sample rate (DSD):DACの最大値

Clock master priority:1 (highest)

Enable MQA core decoder:Yes

Use maximum Buffer size:No

Use power of 2 Buffer sizes:No

アップサンプリングするためにDACの最大値を設定します。
Clock master priorityはCPUの優先度だと思いますが最高にします。

Enable MQA core decoder:YesでRoonのMQAデコーダーを活用することができます。
USB DACがMQAに対応していない場合はこちらが良いと思います。

バッファサイズに関しては、ドロップアウトが生じたときにバッファを調整し、
それ以外は使わない方が良い、とKnowledge Baseに載っていたのでNoにしています。

サンプルレート変換 DSP

Sample rate conversion:MAX PCM rate (power of 2)

Precise, minimum phase

サンプルレートコンバージョンはアップサンプリング、アップコンバートです。
経験上最大にするのが一番高音質に思います。
(power of 2)は整数倍という意味ですが、
オリジナルの波形をそのまま整数倍する方が好ましいと思いそれにしています。

Precise, minimum phaseですが、PreciseかSmooth、正確かなめらかは好みの問題でよいでしょう。

minimumかlinearについてですが、Knowledge Baseには、minimumはポストエコー(波形の後ろ)、linearはプリエコー(波形の前)だそうです。

公式にあるminimum phase(最小位相)の表です。

現在はポストエコーのほうが聴覚上良い音に聞こえるというのが
定説になっていると載っていたのでminimumを設定しています。

ですが自分で試してみて好ましいと思ったものを設定すればいいと思います。

アップサンプリングを最大限かけるのは自分の経験上最も良い音質が得られます。
384khzと756khzを比べても756khzの方が良い音に聞こえます。

なお、DSDプロセッシング設定の
「シグマ・デルタモジュレーターを並列処理する」、
はオフの方が良いとRoonフォーラムに載っていましたのでオフにしています。

追記:通信速度変更による音質向上 

吉田苑さんのHPで紹介されていた、通信速度変更による音質向上を試してみました。

更に詳しいLANチューニング法を見つけましたのでこの通り設定してみました。
(JPLAY向けRealtek LANチップのチューニング(1)~(3))

私の場合はRoon BridgeのWindows 10の設定を変更しました。
なぜかはわかりませんが、確かに通信速度を変更したほうが、
より生々しい音に自分の環境では変化しました。

通信速度を遅くしたので最大値までアップコンバートすると
「Audio file is loading slowly (オーディオファイルのローディングが遅い)」
が出るようになったので、アップコンバートは192khz, 24bitまでにしています。

ちなみに、DACが32bitまで対応になっていたので、
音切れしないようにDACの設定を24bitまでにしてやる必要がありました。

ネットワーク接続をしている方には改善が期待できると思います。
オーディオ間をLAN接続している方は通信速度変更が活用できます。

ネットワーク接続がない場合はアップコンバートを利用したほうが高音質に思います。
自分の環境で試してみてください。

PCM→DSD 11.2MHz(DSD256)へのアップサンプリング

現在はDSD 11.2MHz(DSD256)へのアップサンプリングで聴いています。
PCMとどちらが好みか自分の耳で試してみてください。

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